ARTISAN SPIRITS|2026
AME|2026
VIPSTYLE PLUS VOL.8
2026年3月31日(火)発売

【総力特集】
もう一度、信じる覚悟はあるか。
~輝き出したVIP業界の未来~
取材を重ねる中で、これほど胸が高鳴ったのはいつ以来だろう。東京オートサロン2026も大阪オートメッセ2026も、VIPの数は確かに少なかった。けれど、数だけでは測れないものがある。一番大切なのは、心を震わせるかどうかだ。
エイムゲインは16アリストで新作エアロ開発に挑む。Kブレイクは13年振りに泉大津フェニックスでイベントを開催。これだけで、もうワクワクしてくる。2年連続の大快挙を成し遂げたのはアレス。新型クラウンでセダン部門最優秀賞を獲得。センスブランドは初となる鍛造3ピースホイールを完成させ、次のステージへ。北海道の新進気鋭・プラチナムからは、フルバンパータイプの30セルシオ用エアロが登場。オーナーたちが愛してやまない「ウェッズ」「ワーク」「スーパースター」も、こだわりを詰め込んだ2026年モデルを初披露。
そして、ロェン。たったひとりのオーナーのためだけに、4ヶ月を費やして完成させたレクサスLCのフルワンオフ仕様。そこに込められた情熱は、ただならぬオーラを放つ。
VIP業界が、再び、光を取り戻す。「もう一度、信じる覚悟はあるか」。目の前にこんなに明るい材料が揃っているんだ。答えはイエスに決まってる。

【K.BREAK|ケイブレイク】
伝説のイベントが帰って来る!
Kブレイク主催のイベントが、2026年11月1日(日)に泉大津フェニックスで開催決定。VIP業界がずっと、本当にずっと待ち望んできたイベント。期待値は相当で、それだけにプレッシャーは半端ではないはず。インスタグラムに告知を書き込んだ際は、きっと手が震えたに違いないと思ったが、大林サンは笑いながら否定。
「色んな思い出に浸りながら書きました。昔、1000台以上集めた時、僕の中で一番印象に残っているのは朝の光景で、当時は時代的に真っ暗な夜のうちから搬入作業ができた。そして、会場に太陽の光が差し込むと目の前にクルマがブワァーって。こんなにたくさん集まってくれたんだって。たぶん、あの光景は一生忘れられないと思う」。
もちろん、大林軍団を筆頭に、仲間たちには事前に通告済み。「僕が『お前ら分かっているよな』って言ったら、『久し振りだし、体力的におっさんなんで大丈夫かな』って不安がっていました。だから、僕のインスタの告知を見た仲間たちは、『とうとう決まったか』って嬉しい半面、あの時の大変さも知っているだけに、僕じゃなくて、彼らの手が震えたかもしれない(笑)」。
日時と会場は押さえたが、内容はこれから決めていく。オールジャンルで、募集車輌はセダン、ワゴン、K、ハイエース、平成一桁、スタンスなど。そして、それぞれでエリア分けして並べていくそう。

【PLATINUM|プラチナム】
30セルシオのシンプル最適解
セダンのドレスアップに強い北海道のプロショップでもあり、シンプルを前面に押し出したエアロパーツを開発する、メーカーとしての顔も持つプラチナム。50&60センチュリーというトヨタが誇るプレミアムセダンを絶妙なバランスで極上のVIPスタイルへと導くバンパーエアロは、大きな注目を集めている。
そして大阪オートメッセで発表した新作は、何と30後期セルシオ。確かに今もなお人気のベース車輌ではあるが、年式を考えると新たなエアロのリリースがなくなって久しい。しかしシンプルの良さが再評価され、細部までこだわりを持つ玄人が増えている今だからこそ、ミリ単位のバランスを追求したシンプル系フルバンの登場は、ユーザー的にも選択肢が増えて嬉しいだろう。

【AIMGAIN|エイムゲイン】
よりVIPな純VIP GT コンセプト
エイムゲインが16アリストを作る。デザインは新規のフルバンパータイプ。しかも、ブリスターフェンダー仕様。VIPスタイル編集部がスクープした、とっておきの情報は最後に取っておいて、まずは東京オートサロン2026で披露したLS500後期を詳しく見ていく。
エイムゲインは様々な車種のパーツを開発しているが、正真正銘、その原点は紛れもなくセダン。「今まで一度もセダンを展示しなかった年はないんです。エイムゲインと言えばセダンなので、今年もLSを持ってきました」。LS500後期が装着しているボディキットは、昨年同様、純VIP GT ワイドボディ。ただし、そのままではなく、ファンを飽きさせない新しい仕掛けを施している。
「違いはフロントで、通常モデルはアンダースポイラーですが、このデモカーには純VIPエグゼのフロントスポイラーを装着しています。1箇所だけ加工が必要になりますが、それさえクリアできれば、このスタイルが手に入る。もちろん、通常のアンダースポイラーもいいんですが、よりVIPらしい迫力が欲しいという方には、このエグゼ仕様は狙い目だと思います」。

VIPSTYLE MEETING 2025
東日本ラウンド
10度目の開催となったVIPスタイルミーティング。第一回は2017年10月の岡山国際サーキットで、豪雨の中での強行開催というのもあり、その時のことを今でも覚えている人が多い。その後、3回連続で雨に見舞われたこともあり、「VIPスタイルミーティングは雨のイベント」と言われることもあった。
記念すべき第10回VIPスタイルミーティングは、信じられないほどのイベント日和。背の低いセダンが会場を埋め尽くし、VIP好きにとっては堪らない光景が目の前に広がった。

【AWARD|20CELSIOR】
あの頃のままに
何年経っても、いくつになっても、スピリットは変わらない。1996年に宮城県で結成されたVIPチーム「treNdy(トレンディ)」。そのメンバーとして活躍し、名を馳せたレジェンドが、当時と同じ20セルシオで復活。仕様も心意気も若かったあの頃のままに、再びオーナーとして最前線に立つ。

【OWNER’S FILE】
エントリー車輌を詳しく紹介
いつも以上に若いオーナーたちのエントリーが多かったことも、今回の大きな特徴。「初めて参加してみて、自分のクルマをカッコイイと言って貰える嬉しさを感じました。また、周りの方のクルマを見て、衝撃も大きかったです」と語るのは、23歳の大地クン(32グロリア)。
参加した全ての人がVIPの未来に可能性を感じた一日だった。若いオーナーたちがVIPに熱心になりつつある。この流れは絶対に止めてはならない。もう一度、VIPブームを起こすために。VIPスタイル編集部は覚悟を持って信じ続ける。

【特別付録小冊子】
大阪オートメッセ2026
4号館の強者たち
VIPセダンの聖地と言われている大阪オートメッセの4号館。限られたオーナーしか立てない特別な舞台。この日のために完璧に仕上げた姿を披露。4号館の賑わいは圧倒的で、身動きが取れないほどの人だかり。
お気に入りの一台をカメラに収める人もいれば、膝を床について熱心に足まわりを見つめる人もいた。紛れもなくVIP好きには堪らない空間。そんな4号館に集まった強者たちをご覧に入れよう。

【特別付録小冊子】
10年振りのVIPSTYLEブース
歴史を創った男たち(前川太朗)
2016年を最後に途切れた伝統。それまでは毎年、おおむね3台のオーナー車輌をVIPスタイルブースに展示してきた。年間12台が選ばれる表紙車より、さらに狭き門。全国各地のイベントで結果を出し続け、全員を納得させる実力と共に、運すらも味方につけないと出られない。VIPスタイルブースとは、そんな特別な舞台だった。
そして、今年。10年振りにVIPスタイルブースが復活。出展車輌は大阪府の前川サンの50シーマ。昨年のVIPスタイルミーティングでアワードを獲得。過去には2010年1月号で「表紙」を飾り、2022年6月号で「一車入魂」も制覇。人気と実力の両方を兼ね備えた一台。今の若い世代は、きっとVIPスタイルブースのことを知らないだろう。しかし、VIP歴29年を誇る前川サンは今でもVIPスタイルブースに憧れ続け、その重みを理解し、出展が決まった時は大いに喜んでくれた。もっと正確に言うと、自分のクルマが出るということ以上に、「VIPスタイルブース復活」を喜んでくれたことが印象深い。
「VIPスタイルブースというのは、自分を含め、VIPオーナーたちが目指す大きな目標で、この舞台に立ちたいという一心でカスタムを頑張り続けることができる存在なんです。VIPスタイルブースの復活はVIP業界の発展に必ず繋がると思っていて、そこに自分が関われたことを光栄に思っています」。

・【総力特集】もう一度、信じる覚悟はあるか。
~輝き出したVIP業界の未来~
・【AIMGAIN|エイムゲイン】
よりVIPな純VIP GT コンセプト
・【WEDS|ウェッズ】
個性と普遍性を両立した傑作
・【K.BREAK|ケイブレイク】
伝説のイベントが帰って来る!
・【ROWEN|ロェン】
「諦め切れない夢」を叶える
・【PLATINUM|プラチナム】
30セルシオのシンプル最適解
・【WORK|ワーク】
“原点回帰”グノーシスが魅せる
・【ALESS|アレス】
2年連続、セダン部門最優秀賞
・【SENSE BRAND|センスブランド】
走りに効く新作を続々投入!
・【SUPER STAR|スーパースター】
プレミアム車だけに許された特権
・【EXHIBITOR|出展社】
VIP好きが気になる12社に迫る
・THE DEBUT
SELECT #1192 > 210CROWN
・THE DEBUT
SELECT #1193 > LEXUS LS460
・NEW WHEEL
PREMIX MER-SV
・NEW WHEEL
LEONHARDIRITT BUGEL CV & GLAUBE EX
・NEW AERO
PLATINUM 60CENTURY
・VIPSTYLE MEETING 2025
東日本ラウンド
・【AWARD|20CELSIOR】
あの頃のままに
・【AWARD|210CROWN】
ロイヤル覚醒
・【アワード獲得車輌】
たった10本だけの特別な栄冠
・【MAKER / SHOP BOOTH】
話題の新作と注目のデモカー
・【OWNER’S FILE】
エントリー車輌を詳しく紹介
・【特別付録】
大阪オートメッセ2026
4号館の強者たち
・【特別付録】
10年振りのVIPSTYLEブース
歴史を創った男たち(前川太朗)
◉文・写真|VIPスタイル編集部