国産高級車ドレスアップマガジン

セダン女子|表紙車|VIPスタイル 2021年4月号

※こちらの記事は2022年4月号に掲載した内容をまとめたものです。

全身全霊を懸ける覚悟で
第2ステージの幕を上げる

イベント遠征のために足はエアサス、昨年は5ヶ月で8回のエントリー。

イベントデビューは昨年8月のクロスファイブ。それを皮切りに、トップスタイル杯やドレミ、DSU杯、ドレフェスなど12月までに8イベントにエントリーした。本来であれば4月から参戦する予定だったのだが、ご存知の通り昨シーズンの前半は軒並みコロナに潰された。

「2019年12月をもって18クラウンを降りました。それと同時にLSのリメイクを開始。4月に完成してDSU杯で初お披露目、という流れにしたかったんですが…」。

ちなみに18クラウン時代はイベといっても近場のみ。なぜなら生足で超ベタベタ、関西圏より遠くに行くにはリスキーな仕様だったため。「VIPは低いまま走ってナンボでしょ」というのは、2017年セダン女子掲載時の彼女のコメントだ。

「LSではクラウンでやれなかったことをやりたかった。その一つが遠征だったんです。なので今回はスパッと気持ちを切り替えて、車高調ではなくエアサスにしました」。

開口部にはフォグやデイライトは入れず、純正風の樹脂メッシュを貼ってシンプルに見せる。アンダーフラップはバンパーとは別体で製作した。
エッジーで独創的なラインが際立つリア。フロントと同様、アンダーフラップは別体式となる。なお、ヘッドライト&テールは一切触らない方針。

その記念すべき初遠征は昨年9月、広島のトップスタイル杯。目的は関西では見られないセダンたちを目に焼き付けること。

「中国や九州のVIPは、足の作りがキレイなイメージ。私もツライチにはこだわっているので、以前からそちら方面のクルマにはすごく興味があった。SNSなどで画像は見ていましたが、実物は情報量がぜんぜん違いましたね」。

一方で地元のオーナーたちからすると、この見慣れない大阪ナンバーの40LS後期は何者だ!? という状態。彼女もSNSで愛車の画像をアップしていたり、YouTubeで紹介されていたりもするのだが、それこそ実物はオーラが違う。すぐに人垣に囲まれ、ドレコンでも総合敢闘賞のトロフィーを獲得する。

「主催の皆サン、そして投票してくださった方々には本当に感謝です。見たことのないセダンを沢山見られて勉強になったし、刺激にもなった。もっと頑張ろうと思いました」。

そして、その後もエントリーしたすべてのイベントで入賞。2020年の短いシーズンの中でも、特に鮮烈な印象を残す1台となった。

「遠征するようになって、自分の中でいろいろと幅が広がった感じがします。大変な時期だからこそ、改めてイベントの大切さにも気付けた。それも貴重な収穫でしたね」。

見切り発車はせず、慎重に打ち合わせ。100%理想の仕様を作るために。

エアロはワンオフ。付け根のみ純正バンパーから型取りし、それ以外は完全オリジナルで作り上げた。

「既製品だと絶対に他の人と被るし、たとえ加工してもどこか似てくる。私としてはワンオフ一択でした」。

当然ながら苦労した。まず実作業に入るまでの打ち合わせに、丸1ヶ月かかった。その間、ほぼ毎日ショップへと出向き、夜遅くまで、時には朝になるまで作戦を練った。

「少しでも気になるところは徹底的に潰して、完璧な理想像を描けるようになってから製作に入りました」。

基本路線はLSの高級感を損なわずシンプルに。かつ、老若男女、あらゆる層からカッコイイと思われるような「万人ウケ」を目指した。

「バランス良く、引き締まって見えるように。エアサス全下げでちょうど着地するように。派手すぎず、でも立体感があるように。シャープだけどスポーティになり過ぎないように。そんなこだわりと理想を、妥協なしで全部詰め込みました」。

エアロだけでは終わらない。イベントで披露する前提ゆえ、フェンダー加工も必須と考えた。

「フェンダーをやっているかそうでないかで、会場に並べた時の見え方が変わってくる。だけどいかにも出してますというのも好みじゃない。近づいてみたらけっこう出てるな、くらいのイメージで作りました」。

出し幅はF10.5/R12.5JのグノーシスFCV03に合わせ、ピタリと寸分の隙もないツライチに。エアサスなので必然的にアーチを切り上げることになったが、そのあたりも悟らせない。純正のボディバランスはキープしたままである。

ボディはオリジナルガンメタでオールペン。元はFスポーツ専用色のホワイトノーヴァで、当初はそれを生かすつもりだったのだが、「フェンダーやエアロが出来上がっていく過程を見ているうちに、これは塗り替えた方が映えると判断。ここだけは予定を変更しました」。

思えば前愛車もガンメタ系だった。明るく華やかな色より、ダークで渋いカラーが好みなのだ。

「塗り分けもベンツ純正の黒を選びました。唯一、キャリパーだけは昔からのこだわりでピンクです」。

LSらしい精悍さは崩さず、むしろ男っぽさを強調。イベやSNSでは、「このクルマに女の子が!?」と驚かれることも少なくない。

「そういってもらえるのも狙いなので嬉しいですね。これで外装は完成ですが、内装とオーディオはまだ手つかず。クラウンではやれなかった分、こっちも妥協なしで作ります。ぜひ、期待していて下さい」。

LEXUS
40LS

大阪府
渡邉 愛

乙女座 / B型

2017年8月号の「セダン女子」にも18クラウンで登場。あれから3年半。新たな相棒を伴い、新たな覚悟でこの場に帰ってきた。「私を支えて応援して下さる皆サンがいるから頑張れています」とオーナー。性格は負けず嫌い。

SPECIFICATION

●エアロ:(F・S・R・W)ワンオフ ●ボディカラー:オリジナルガンメタ ●フェンダー:オーバーフェンダー(F10.5㎝・R12.5㎝)、アーチ上げ(F・R6.5㎝) ●足まわり:ハイスピードキット、SSキット ●ブレーキ:K.IDEALIZEオリジナルキャリパー+VOINGスリットローター ●ホイール:ワーク グノーシスFCV03(F10.5Jマイナス27・R12.5Jマイナス29-21) ●タイヤ:ナンカン(F245/30・R285/30-21) ●マフラー:ワンオフ4本出し ●外装その他:フロントグリル一部カーボン加工

表紙

VIPSTYLE
2021年4月号
COVER CAR

LEXUS
40LS

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