法改正によりウインカーのシーケンシャル化が解禁となり、アフターパーツメーカーも流れるウインカー機能を搭載したLEDアイテムの開発・販売に取り組んでいる。
ライティング系パーツに強いレヴィーアも、「流星バージョン」と称したシーケンシャル機能付きのLEDウインカーミラーをリリース。
設定車種も40LSや18クラウンなど、着々と増やしている最中だ。
そしてこの度、待望の210クラウン/マジェスタ用がデビュー。
ウインカーレンズのみを交換するタイプで、クラウンはロイヤルとアスリート、どちらにも装着が可能。
最大のウリはウインカーのシーケンシャル機能だが、流れる光をより分かりやすくするため、発光面にメッキ調のプリントが施されている。
「この特殊なプリントでLEDの光がブロック分けされ、流れている様子がハッキリと分かります」と、レヴィーアの大西サン。
メッキ調なので非点灯時でもデザイン性が高く、しかもフチにクロームリムを採用して質感を大幅に向上させている。
なおシーケンシャル機能は、任意で切り替えが可能。配線した付属のプッシュスイッチを押すだけで、従来の点滅モードに変わる。
また、ウインカー消灯時にホワイトまたはブルーのLEDが点灯する、ポジション機能を搭載。
スモールと連動で光らせたり、ACC電源に接続してデイライトとして常時点灯させたりと、配線方法によってお好みの点灯パターンが選べる。
もちろんウインカーを作動すれば、瞬時にオレンジの光に切り替わる。
他にはレンズの下部に、4個のホワイトLEDを内蔵。
これは足元を照らして夜間の乗り降りをサポートする、フットランプとして機能。
「ルームランプから電源を取ればキーレスで解錠と同時に点灯できますし、カーテシランプから電源を取ってドアの開閉に応じて点灯させることも可能。任意で選択できます」。
取り付けに関しては少々難易度が高いため、手先に自信がなければプロショップに依頼するのがベスト。
「ウインカーだけなら割と簡単ですが、ポジション機能を生かす場合は車内から電源を取る必要があります。210系はドアミラーの根元がカプラー形状になっており、そこに穴を開けて車内に配線を通すなど、手間がかかる作業が多いです」。
最後に今後リリース予定のパーツを聞くと、現在210クラウン/マジェスタ用のLEDテールを開発中とのこと。
こちらもシーケンシャルウインカー機能を採用する予定で、LEDウインカーミラーと点滅パターンを揃えられる。乞うご期待!
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レヴィーア http://revier.co.jp
●VIPスタイル編集部
掲載:2018年8月号
文=岩田 直人 写真=冨川 真一