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【50LS】彼女がVIPに乗る理由。

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掲載:2018年12月号_表紙車
文=岩田 直人 写真=木下 誠

華奢な彼女が操る重厚な50LS
それだけで、もう目が離せない
OWNER:仲野 唯

レクサスLS500、Fスポーツ。車輌本体価格だけでも約1200万円という、レクサスのフラッグシップに相応しい超高級車である。そんなプレミアムなクルマだが、ノーマルの余韻に浸ることもなく納車直後にショップへ預け、速攻でドレスアップを始めたオーナーがいる。

「納車されたLSを見たら、何か恥ずかしくなって。私にとって、ノーマルの姿は裸みたいな感じ(笑)。車高を見たら四駆並みに高いし、インナーも丸見えで。とにかくまずはローダウンしたかったんです」。

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そう語ってくれたのは、オーナーの唯サン。新型の50LSをいきなりここまでドレスアップした女性は、恐らく彼女が初めてだろう。

以前の愛車も高級セダンで、しかもフルエイムゲイン仕様の40LS後期。旧モデルでも未だに華やかな旬のベース車でありながら乗り換えてしまった理由は、デビュー前から50系が彼女の「本命」だったから。

「40後期が出る前から、そろそろ新型が出るだろうなって。結果的にはビッグマイナーチェンジした40後期を挟むことになりましたが、乗るなら絶対に新型と思っていました」。

とは言え、そう簡単に買えるクルマではない。なぜ彼女は、次なる愛車に50LSを選んだのだろうか。

「私は小柄なので、乗るなら大きなクルマがいいかなって。40後期の前には40前期に乗っていたので、だんだん大きくなってますね(笑)」。

しかし大きなクルマはセダン以外にもある。流行りのミニバンやSUVも選択肢になると思うのだが、
「ドレスアップして乗るなら、セダンが一番だと思いました。自分の理想を表現しやすそうだったから」。

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高校生の時から、シーマやプレジが好きだった唯サン。当時から「小さくてかわいい」より「大きくてカッコいい」クルマに憧れを抱いていた。50LSもとにかくデカく、女性には取り回しが大変かもしれない。

「オプションのデジタルインナーミラーを付けたので、後方の確認がしやすい。40後期と比べたら、ぶつける心配はなくなりました。この50LSに乗っていると、クルマ以外のことは何も考えなくて済む。ストレス解消にもなるので楽しいですよ。マフラーの音を聞きながら走ると、『乗っているな〜』って気分になって、ワクワクしちゃいますね」。

最近はカテゴリーの多様化でセダン以外を選ぶ人が増えているが、唯サンのように強いこだわりを持って現行のセダンに乗る女性もいる。これからの活躍、大いに期待したい。

 

赤×黒のカラーコーデは
ミナミの帝王のSLを参考に

唯サンが選んだグレードはFスポーツ。40後期では目指す方向性とは違う感じがして避けたが、今回はスポーティでありながら高級感も兼ね備えたエクステリアにひと目惚れ。

「50LSですごく好きなのがフロントマスク。Fスポーツはグリルがメッシュなので、それもカッコ良さに拍車がかかっていると思います」。

そのベース車の良さを最大限に引き出すため、コンセプトは「イカツくかつガッツリ」。例えるならば、どんな仕事をしているのか分からない、ワルっぽさを感じる人が乗っているような仕様を作りたかった。

「私、映画を観るのも好きなんです。特に任侠物(笑)。一番のお気に入りはミナミの帝王。主役の竹内力が乗っている、ベンツSLが大好き」。

強面の萬田銀次郎が乗る黒ボディ×赤内装のSLは、萬田はんの怖さも相まって(?)非常にイカツい雰囲気が漂っており、憧れているファンも多い。唯サンもそのひとりだ。Fスポーツを選んだもうひとつの理由は赤内装の設定があったこと。

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「内装は黒一色も考えましたが、Fスポーツしかない色だから思い切って赤にしました。SLの内装と比べると少し暗いと思いましたが、渋さがあってこれはこれで満足です」。

その内装にベストマッチと言える、艶やかな漆黒のエクステリア。バランス良く配置された純正のメッキパーツがアクセントとなり、イカツさが際立っている。しかしグリルの枠はブラックメッキだったので、ここはメッキシートでラッピングして全体のまとまり感を向上させた。

「ブラックメッキもスポーティで良いですが、VIPらしさを出すならメッキにした方がしっくり来る」。

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エアロはエイムゲインの純VIPスポーツで統一。以前の40後期も、同社の純VIPを組んでいた。

「昔からエイムゲインが好きで、クルマの良さを崩さずにカッコ良く仕上げるセンスの良さに惹かれます。50LSに関しては一瞬他のメーカーにも心が揺らぎましたが(笑)、理想的なカタチだったので決めました」。

エアロだけでなく、ホイールやエアサス、ブレーキなど多くのパーツをエイムゲインで揃えている。もちろんキャリパーのカラー変更やリフレクターの点滅加工など、自分らしさをアピールすることも忘れない。

「しばらくはこの仕様で乗って、少しずつ手を加えていきたいですね」。