3ピースの高級品を揃えるウェッズのフラッグシップが、ご存知、クレンツェ。
これまでにクレンツェは数々の名作を生み出してきたが、その中でも売れに売れたのがバズレイアだった。
デビューしたのは、今から遡ること15年前。その当時、スポークにひねりを効かせた造型は斬新で、一躍、大人気に。
セダンユーザーたちはトップオーナーからストリートオーナーまで、本当に多くの人がこぞって装着させていた。
その後、2015年に販売を終了。
浮き沈みが激しいホイール業界の中で、10年に渡って販売され続けたのは、改めて考えると凄いことだ。
そして、2020年。ユーザーたちの大量の熱いリクエストにより、遂にウェッズが動く。
クレンツェ バズレイアV2、復刻デビューである。
基本デザインは当時のまま。
ひねり、ラウンド感、曲線の組み合わせなど、当時のバズレイアの長所は生かし切る。
変更点はディスクの外周で、わずかにアクセントを加えたそうだが、もし、当時モデルとの違いが分かるなら、あなたはクレンツェマニアに違いない。
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ちなみに、モデル名に追加された「V2」。
この意味は2つあり、その1つはバーション2であること。
そして、もう一つはウェッズの創立55周年を意味。
5=V
55=VV
つまり、Vが2つで「V2」。
こういう、知る人ぞ知るサブストリーを用意するのもクレンツェならでは。
ファンにとっては、こんなエピソードが堪らなかったりする。
最後にスペック。詳細は以下の通り。
インチは19インチのみだが、なんと15Jの極太サイズをラインナップ。
これはクレンツェの現行モデルにはない特別サイズである。
クレンツェ バズレイアは個人的にも大好きなモデルだっただけに、またセダンに履かせたユーザー車が見られると思うと嬉しい限り。
現行のレクサスやクラウンに履かせたら、どんな風になるんだろう? セルシオなどの当時に活躍した車輌のオーバーフェンダー仕様には絶対に似合うだろうなぁ。
そんな風にワクワクした気持ちにさせてくれるホイール、それがクレンツェ バズレイアV2なのだ。
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