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【ワーク / WORK】社長に直撃インタビュー 毎週金曜日のライブ中継の真意とは?

ワーク

ワークのFacebookライブ。毎週金曜日のお昼12:10から放送中。

社長に直撃インタビュー
毎週金曜日のライブ中継の真意とは?

ホイールメーカーのワークが本社を置く大阪府では、4月7日に緊急事態宣言が発令された。世の中は一気に自粛ムードが高まり、各地で予定されていたドレスアップイベントも軒並み中止を発表。そんな中、ワークが同社のFacebookページでライブ配信をスタート。国内はもちろん、海外でも大きな話題を呼んでいる。そこでワークの田中知加(たなかちか)社長に「ライブ配信をスタートしたきっかけ」や「緊急事態宣言中の同社の取り組み」などについて聞いた。

【1】ホイールメーカーとしての使命感

毎週金曜日の12:10にライブ配信。人気ホイールの歴史や製作の裏話など、普段はあまり知ることのできない内容について、笑いを交えながら赤裸々に披露している。

誤解を恐れずに言えば、世界を舞台に活躍する日本有数のホイールメーカーゆえ、ポップなテンポでライブ配信をすることに少々意外なイメージを持ったユーザーも少なくないはず。まずは、ライブ配信を始めたきっかけから聞いてみた。

田中社長:「きっかけはスタッフからの『ライブ配信しませんか?』という提案でした。ワークらしさというか、ホイールメーカーとしての使命感というか。そういうのを考えた時に、ホイールの現物だけでは伝わらないような、ワークのこだわりや裏話などについてもっと知って頂きたいと思い、ライブ配信することに決めました。ステイホームの時間を少しでも楽しんで頂けるよう、いろいろ試行錯誤しています」。

ワーク

今回のお話はワークの代表の田中知加さんにお聞きした。

【2】撮影は社長室で!?

ライブ配信のMCは営業部の男性の田中サン。彼を中心に、開発チームや海外事業部のメンバー、そして田中社長らもゲストとして出演。ライブ配信でしか語られることのない裏話も随所に盛り込みながら、視聴者を楽しませてくれる。毎回、企画はいかにして決めているのだろう。

田中社長:「企画は出演者が集まって“ワイガヤ”で決めています。『次の企画、どうする?』って。『ワークとしてこういうことを知って頂きたい』という私の思いもありますので、そういったことを踏まえ、出演者みんなでワイワイガヤガヤしながら決めています。ですので、ライブ配信後はいつも反省会をしつつ、次の企画について考えたり。ちなみに、撮影している場所は私の部屋で、出演していない時もずっと隣で見張ってるんです(笑)」。

ワーク

左がMCを務める田中サン。ゲストをドキッとさせる(!?)、突っ込みトークが持ち味。

コロナ禍で世間に悲観的なムードが漂う中でのライブ配信。田中社長は「一種のチャレンジでもある」と語る。

田中社長:「ライブ配信の一番の目的は、楽しんで頂くこと。そして、ワークが楽しい空気感の会社というのを知って頂くこと。ですが、今のこの状況で、『こういったライブ配信をすることが正解かどうか』は分からないんです。ただ、それを論じているような状態ではないと思いますので、ご覧頂いている方にご判断頂ければなと思っております」。

この取り組みは4月にスタートし、すでに7本のライブ配信を終えている。緊急事態宣言が発令され、ワークでは他にどのような取り組みを行なったのだろうか。

田中社長:「動画でも申しておりますが、まずは命を最優先にしないといけません。ですので、事務仕事などのバックオフィス業務を担当するスタッフは、テレワークや時差出勤に切り替えて感染予防に努めました。ただ、製造業なのでお問い合わせやオーダーがゼロになるわけではない。ですので、安全を最大限に確保しながら提供していかないといけないなと。

そこでまずは、残業をせずに定時で帰れるよう、これまで以上に無駄を最大限に排除するなどして効率化を図るための取り組みを行いました。大阪弁でいうなら『ただではコケない』と(笑)。緊急事態宣言をきっかけに、これまでの取り組みに拍車がかかった感じです。

その他、社内にパーテーションを設置したり、配置換えを行なったりなど、政府の指導に則って感染防止のための対策を実施しています」。

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ライブはマスク着用。ちなみに、そのマスクはワークのロゴ入り。商品化したら人気が出そう!

感染防止に向けて最大限の配慮をしつつ、ホイールメーカーとしての使命をまっとうしているワーク。同社も新型コロナウイルスと闘う身ではあるが、最後にドレスアップユーザーに向けてメッセージを頂いた。

田中社長:「マスク不足やマスクの高騰が話題になりましたが、そんな中、自分の好きな柄や好きな生地で手作りしたマスクが流行りました。こういった状況を見ていると、人間というのは制限されても、その中で最大限に楽しむパワーを持っているんだと感じています。

ですので、ドレスアップにしてもイベントが中止になるなど、大いに影響が出ていますが、もっとクルマを好きになって、もっと自由な発想でドレスアップを楽しんで頂きたいです。

特にホイールは自由度の高いパーツになります。ただ、今は店舗に行ってホイールを買うという行為は難しいと思いますので、ライブ配信やホームページを見ながら『こんなんなったらええよな〜』などと、ワークのホイールをおもちゃだと思って想像を膨らませてみてください。その時に、みなさんの表現を彩るひとつのツールとして、ワークのホイールが活躍してくれたら嬉しいです」。

すでに全国で緊急事態宣言は解除されたが、まだまだ終息とは言い切れない。今後も、もやもやした状態が続くことが予想される。おうち時間の楽しみのひとつとして、ワークのライブ配信でドレスアップ熱を高めてみていはいかがだろうか。

・ワーク公式フェイスブック
https://www.facebook.com/workwheelsjapan/

ワーク公式サイト
http://www.work-wheels.co.jp

 

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●VIPスタイル編集部

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