2020年の今年の東京オートサロンでデビューしたKブレイクの210マジェスタ。モデリスタのエアロを装着しているオーナーに向けて、追加パーツを提案しているのだが、今、これがにわかにヒット中。想定以上に注文がきているそうだ。
勝因はやはり、モデリスタ然とした、この自然なデザインにある。
「今まで追求してきたKブレイクらしさとは一線を画し、このパーツではモデリスタのムードを崩さないということに重点を置いて開発しました。まるで最初からモデリスタが設定しているかのような雰囲気。その狙いが届いたんだと思っています」とKブレイクの大林サン。
モデリスタと融合させるために用意したのは、フロントアンダーフラップとリアディフューザーの2点。
「出面はバンパーに合わせ、厚みはモデリスタのカナードと統一。3本の柱は、このパーツを装着するためのビス穴も兼ねています」。
つまり、こうすることでビスが丸見えにならずに済む仕掛けなのだが、この辺りの細かさもモデリスタ乗りの心に響く所であり、また、長年この世界を牽引しているKブレイクならでの配慮とも言える。
フロントアンダーフラップ(4万8000円)
リアディフューザー(4万5000円)
ボンネットスポイラー(4万円)
ルーフスポイラー(4万円)
リアウイング(4万円)
軽くジャッキアップしてフロントを浮かせれば、DIYでも装着できる手軽さもウリ。しっくり収まる位置で固定した後、3箇所に付属のビスを打ち込めば完成。簡単に取り付けられる。
サイズは約110×約12センチ。厚みは最大約3センチ。キットにはビスも付属。ちなみに、リアの取り付けはフロントよりも簡単で、両面テープで固定。心配な場合はビスを追加すればOKだ。
2020年1月の東京オートサロンに続き、2月の大阪オートメッセにも出展。大阪は同社の地元だけに、多くのファンが集まった。上々の滑り出しで好スタートを切ったKブレイクの新ブランド・MSP。次回作にも期待したい。
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●VIPスタイル編集部
文=田中 覚 写真=高原 義卓
2020年6月号掲載