


AIMGAINが手掛けた30IS後期 F SPORT

初心者こそ行くべき北海道の人気店〈ピースガレージ @江別市〉

もともと完成されたフォルムのW213アバンギャルドスポーツである。そこに何かを足してバランスを失うなら、何も付けない方がいいという意見もあるに違いない。
しかし、このプルシャンブルーのハーフキットはどうだろう。純正らしさがスポイルされている印象は一切ないのに、純正とはひと味違うスポーティ感。まるでさらなる上級グレードのような装いに見えないだろうか。
例えばフロント。基本的には非常に小振りながら、中央開口部のあたりは軽く持ち上げ、前方へ60ミリほど出すという大胆な造形。斜めから見るとそのカタチがよく分かるが、奥にはしっかりメッキの純正フィンがキラリ。さらに左右開口部も純正のカタチを生かせるよう、そこを回避する設計になっている。
また、リアもマフラーを囲い込むようなディフューザーの意匠は保ちつつ、ひと回りボリュームUP。縦フィンも追加されているが、カタチは控えめなのでそこまで目立たない。
パッと見た感じはあくまで純正風、しかし身に纏う雰囲気は純正より確実にスポーティ。そんなさり気ないイメージチェンジこそ、プルシャンブルーエアロの真骨頂。
●パーツカット集
台形を描く中央開口部と対になるような逆台形のフィンが特徴だ。
純正マーカーの下から被せるリアハーフ。丈は最大15ミリプラス。
前方に60ミリ出た逆台形のフィン。下方向へは25ミリプラスとなる。
左右開口部は避けつつ、コーナーは軽く立ち上げてダクト風の凹みを投入。
サイドも純正の下側に被せるタイプ。サイズアップはほぼナシ。
後方にはアクセントとして横長のダクトが刻まれている。
純正と同じくマフラーを立体的に囲い込む形状。
5本の縦フィンをあしらったディフューザー。中央のLEDバックフォグはレス仕様も選択可。その場合はメッシュ仕様となる。
フロントと同じくコーナーにはダクト風の凹みが入る。
小振りなルーフスポイラーも設定。
トランクスポイラーには切り欠きのような段差を設けた。
どこから見ても、3D感が楽しめるカタチである。