2018年の発売以降、注目を集め続けている220系クラウン。完成度の高いフロントに比べ、リアはどうしても寂しげなイメージ……。それを払拭するのが、センスから発売されたこちらの2アイテム。圧倒的な存在感をプラスできるだけでなく、車検対応でサウンドも申し分なし。街乗りユーザーにもおすすめだ。
スマートかつスタイリッシュな顔つきで、まるで社外のフルバンパーを纏ったかのような完成度を誇る220系クラウンのフロント。一方のリアは、マフラーも含めて全体的にサイズが小振りな印象で、フロントと比較するとどうしても寂しく、物足りないと感じているユーザーも少なくないはず。
そんな220系クラウンの弱点を補ってくれるのが、センスブランドからリリースされたマフラー&マフラー専用リアハーフエアロだ。
まずマフラーは、左右2本出しのレイアウトにすることで、リアビューに圧倒的な存在感をプラス。テールはセンスがラインナップする15種類ほどからセレクト可能で、デモカーには焼き色が美しいチタン製オーバルタイプのグラヴィスを装着。
「純正が70φなので、チタンで、しかもこのサイズのテールを装着するだけでリアにかなりのインパクトが追加されると思います。チタンのオーバルの他、ステンレスや真円タイプなど、さまざまなテールを用意しておりますので、好みに合わせてお選びいただけます」。
サウンドも特筆もので、独自の構造で明らかに純正とは異なる超重低音を轟かせる。それでいて車検対応なのも嬉しいポイント。しかも、純正マフラーよりも全体的に底上げされているので、装着することで地面と干渉する心配も不要。ミリ単位で車高を煮詰めているハードユーザーはもちろん、街乗り派のユーザーも満足できる仕上がりになっている。
そして、このマフラー専用に開発されたリアハーフエアロ。シリーズはエグゼクティブエディション。大口径のマフラーに合わせた左右開口部はもちろん、大きめのフィンをあしらったディフューザーにより、フロントに負けない存在感をプラスできるのがポイント。
さらに、サイド部分やリフレクター周辺など、随所に施された立体的なラインが躍動感を盛り上げ、ハーフとは思えない変貌感を獲得できるのもウリの一つ。にもかかわらず、下方向へのボリュームは純正バンパーとほぼ同等で、
「一番下がっているのはタイヤの後ろのあたり。それでも15〜20ミリ程度にとどめています」。
ゆえにフロントは純正で、このリアハーフだけ装着してもボトム部分のラインが崩れる心配もなし。ご覧の通り違和感もなく、自然なほどマッチする。220系クラウンのリアに物足りなさを感じているものの、その打開策を見出せなかったユーザーには、確実におすすめできる逸品と言えるだろう。
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◉VIPスタイル編集部
初出:2021年8月号