最新号のVIPスタイル(2021年4月号)。その表紙を飾ったのは渡邉 愛サンの40LS。
2019年末に18クラウンから40LSに乗り換え、コロナ禍の中、圧倒的な情熱で2020年を駆け抜けた。
記事では40LSの情報をたっぷりと掲載中だが、残念ながら、前愛車の情報は少なめ。ということで、今回は2017年8月号の『セダン女子』というコーナーで紹介した時の記事を再録。
彼女のドレスアップ人生は、ここからスタートしたのだった。
迫力たっぷりなVIPに、たおやかで華やかなセダン女子という鉄板コンビ。
両者のギャップは大きいほどに魅力も倍増するわけですが、そこでポイントになるのは、やっぱり“顔”じゃないでしょうか。
フロントフェイスがキリリと男前であればあるほど、オーナーの麗しさも引き立つというもの。
今回(2017年8月号)紹介する車輌も、「こんなイカツい顔のクルマにこんな女性が…!?」と驚かずにはいられないハズ。
購入したのは2年ほど前だが、まともに乗れるようになったのはつい最近のこと。
純正黒から同じ202に塗り直し、でもやっぱり違うなぁとマツダ純正チタニウムフラッシュマイカにオールペン。フェンダーも叩き出してみたが、しっくり来ないのでブリスターにして、さらに完成後もリアはもう1度作り直して…といった感じで、2年間ずっとリメイク中だったのだ。
「少しでも引っかかると絶対に納得できないので、かなり時間が掛かっちゃいました」。
イジりの基本はシンプル路線。純正らしさはしっかり残しつつ、雰囲気は女性オーナー車らしからぬ、というのがテーマだ。
エアロはフロントがファントム雅夢加工。開口部をワイドに広げ、横幅いっぱいにLS600中期OPフォグをセット。さらにリップダクトやサイドダクト、Aラインも入れているが、まるで最初からそういう意匠だったかのようにまとめたのが特徴。
「フェンダーも滑らかな出し方にして、いかにも『やってます』という感じは避けました」。
ツラ具合はアーチとリムがピタリと揃った正統派のリムツラ。それを車高調で落とした極低車高&程よく倒したキャンバーが引き立てる。
本当にこれで乗れるのかとちょっと心配になる低さだが、「VIPは低いまま走ってナンボでしょ」と男前コメント。
MY Favorite Point(私のお気に入り)
●エアロ:(F)モードパルファム加工(S)エイムゲイン加工(R)社外+ブラックパールコンプリート18マジェスタ用(W)ワンオフ
●フェンダー:ブリスター(F)5㎝(R)8㎝
●グリル:後期用塗り分け
●ヘッドライト:ワンオフ加工
●フォグランプ:LS600中期オプション
●テールランプ:スモーク
●ボディカラー:マツダ純正チタニウムフラッシュマイカ
●ホイール:ワーク マイスターM1R 18inch(F)10Jマイナス33(R)11.5Jマイナス38
●タイヤ:ナンカンNS20(F)225/35-18(R)255/35-18
●足まわり:ボルドワールド アブソリュートDS ●アーム:(F)ミルキィホワイト極アッパーアーム、ワンオフショートナックル、ナギサオートキャンバーアダプター(R)純正加工調整式ロアアーム・テンションロッド・トーロッド
●キャンバー角:(F)12度(R)13度
●外装その他:ワンオフフェンダーダクト
●室内:天井・ピラーブラックスエード張り替え、ルームランプLED、シルクブレイズ黒木目、LEDスカッフプレート、インシュランスフロアマット、ネックパッド黒×赤、シートベルトパッド、マークXアクセル&ブレーキペダル
●室内オーディオ:カロッツェリアアンプ・10㎝センタースピーカー、DVDプレーヤー、サンバイザーモニター、ミラーモニター、ヘッドレストモニター
夏を先取りした涼しげな花柄ワンピースで登場してくれた愛サン。「クルマは渋くしてますが、本当はピンクとか大好きなんです」。ネイルはブランド“レディ”をイメージ。イベントにはまだ1度しかエントリーしてないが、「今年は行けるところは全部行くつもりです」。
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