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【我が心の名車たち】古屋 良太 32シーマ

我が心の名車たち
掲載:2018年6月号_我が心の名車たち
文=岩田 直人

09年1月号の巻頭特集は、「車高調絶対主義」。車高調全盛だった当時、誰よりも低さを追求していたオーナーたちを紹介。古屋クンもこの仕様になる前から、車高調にこだわっていた1人。しかし撮影からわずか3日後、突然の不整脈により逝去。享年25、あまりにも突然の旅立ちだった。

クルマの免許を取って20セルシオを購入したばかりの頃は、セダン雑誌を読みながらいろいろ勉強していましたね。そんな時にVIPスタイル2009年1月号をお店で見つけて、カバーカーの32シーマがあまりにもカッコ良くて、速攻で買ったのを覚えています。

車高調でこの低さのまま走っているのも衝撃的でしたが、僕が惹かれたのはいろいろ手を加えていてもシンプルにまとまっているところ。エアロを加工してフェンダーを出していても、ゴチャゴチャした感じがなくキレイに仕上がっていると思いました。

我が心の名車たち

特に好きなのがフェンダーで、立ち過ぎず寝過ぎてもいない絶妙なアーチの角度がいいですね。実は僕のセルシオのフェンダーアーチも、古屋サンの32シーマを参考にして作ったんです。僕のクルマは少しアーチをぼかしていますが、角度などは近いかな〜と思っています。

古屋サンがお亡くなりになり、この32シーマをイベントで見ることはできなかったのが残念です。トータルバランスが非常に高く、今でも十分通用するスタイルだと思います。

エアロはフロント&サイドがセッション加工、リアはジャンクションプロデュース加工。フロントの開口部周りは、Kブレイクを参考にした。車高調はヴァルドを選び、スイフト&テインのバネを組んで固めた。フェンダーはF6・R8センチ出し。フィン付きのダクトが個性的。

09年1月号のカバーカー。写真は表紙としては珍しい走行シーン。この低車高でも走れることを実証してくれた。

 

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ナビゲーター
大関 貴也
北海道の20セルシオ乗り。「今でもずっと憧れの存在で、09年1月号は今でも大事に持っています。イベントでクルマを見たかったですし、古屋サンとお話もしたかったです。このシーマは、僕の中で最高の1台です!」。
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