日本にレクサスチャンネルが誕生し、12年という時間が経過。当初はそれまでの国産ディーラーの水準を打ち破る超高級路線に違和感を覚える声も聞かれたが、今ではすっかりトヨタから独立したステータスブランドとしてのポジションを確立。そんな新感覚のテイストを持つレクサス車だけに、エアロ製作のビルダー側にも旧来とは異なるセンスと発想力が必要だ。そこで今回スポットを当てたのが、アンサーのGS用アイテム。
「サイドはこれまで通りのフラップタイプですが、今回はフロントもフラップ的な超薄型形状にしてみました。レクサスオーナーといえば、やはりインパクトよりさり気なさ、シンプルさを求める方が多いと思います。ゴテゴテ感を避け、ノーマルでは物足りない部分に手を加えてみる。このエアロにはそんな弊社流のこだわりを込めてみました」と語るのはアンサーの井上サン。
一見、ノーマルとは判別が困難なまでにシンプルながら、実際に両車を並べてみると明らかに差がつく高度な一体感。表現できる範囲が狭い中、唯一無二の個性を放つアンサーマジックは必見だ。
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●VIPスタイル編集部
掲載:2018年2月号
文=高橋 陽介 写真=西野 キヨシ