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【50LS】ヴァルド エグゼクティブライン 

WALD掲載:2018年6月号
文=田中 覚 写真=白谷 賢

人が足を止め、そこから離れようとしない
世代を問わず、心を揺さぶるデザイン

撮影場所は和歌山県の某マリーナ。偶然、そこに居合わせた男性が、食い入るようにヴァルドの新型LSを見始めた。前から、横から、後ろから、10分間以上も。
こんなに長い時間、知らない人のクルマを眺め続けるというのは、普通ではあり得ない。しかし、ヴァルドのLSは人をそうさせる。文字通り、嫉妬させるLSというわけだ。
気になったので話し掛けると、大阪オートメッセで、このエアロを注文した客だった。きっと今頃、その人は「嫉妬する側」から「嫉妬させる側」になっていることだろう。

WALD

昨年10月に誕生した50LS。11年振りのフルモデルチェンジとあって、今なお大きな話題を集めている。ヴァルドは新型の登場に合わせ、いち早く、練り上げていたCGによるデザイン画をお披露目。その出来映えは群を抜き、実際の本製作に取りかかる前だというのに、その時点で問い合わせが殺到。そして、満を持して、年明けの大阪オートメッセで仕上がった実車を見せつけるわけだが、期間中、ヴァルドの新型LSの前から人だかりが消えることはなかった。「11年振りのフルモデルチェンジという話題性」と「見事なまでに完成されたヴァルドのデザイン性」が相まって、多くの人がこのクルマに釘付けとなった。
エアロ名はエグゼクティブライン。ヴァルドが展開している中でも随一の看板ブランドで、由緒正しき伝統を誇る。レクサスのフラッグシップをドレスアップするのに相応しい、日本のトップブランドだ。
形状は純正クオリティのABS製で、ボディを一切痛めずに装着できるハーフタイプ。これは、このタイミングで新車をイジるオーナーたちにとって嬉しいはず。また、ハーフはフルバンタイプと異なり、デザインできる面積が狭いのが難点だが、決してそう思わせないギミックを仕掛けているのも、さすがヴァルド。

特に本作の最大の特徴である、メッキをプラスアルファした手法は大好評。50LSは純正の時点でメッキを多用しており、ヴァルドはそれをエアロでも踏襲し、高級な新型LSをより高級に仕立て上げた。思わずずっと見ていたくなる。そんな思いにさせる、正しく秀逸なエアロだ。

 

□問い合わせ

ヴァルド http://www.wald.co.jp