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国産高級車ドレスアップマガジン

【40LS / オーナー車】ブルーのボディにインペリアルゴールドのアルミ

40LS

オーナー:HIROSHI YANO × 40LS

ブルーのボディに
インペリアルゴールドのアルミ

矢野サンがLSオーナーになったのは、今からおよそ5年前。

元々、オデッセイなどのミニバンをドレスアップしていたこともあり、それまではLSどころかセダンにすら興味がなかった。

「LSがリリースされた当初も全然カッコいいって感じませんでした」。

しかしある日、街中を走っていたLSを見掛けてその思いが急変。

「中期テールのシャープな感じが気に入って。もしかしたらLSもカッコ良いかもしれないって気付いちゃったんですよね(笑)」。

そうしてLSオーナーになることを決意した矢野サンは、オールペンすることを前提にブラックボディのLS前期を購入。

「いまだに、セダンではLSしか乗りたいクルマはないですね。実はこれ、前期なんですが、買った時から中期テールが移植されていたんです。中期テールが付いていれば、前期だろうがブラックボディだろうが、何でも良かったんですよね」。

40LS

VIP仕様でやんちゃにドレスアップしていたミニバン時代とは一変、LSでは、高級感を損なわないシンプル路線を追求。

当初はKブレイクのプラチナムをフルで巻き、モールなどを全てスムージング。

イメージ通りのシンプル仕様でイベントにもエントリーしていたが、残念ながら、ギャラリーが足を止めて見てくれることはほとんどなかった。

「賞を取るためにイジってるわけではないんですが、どうせならいろんな人に見てもらいたいじゃないですか。でも、その思いは叶わず、スルーされてばかりでしたね」。

そこで、シンプル仕様からスポーティVIPに路線を変更し、エイムゲインの純VIP GTに巻き替え。

その後にエントリーしたイベントでは、見事、部門賞2位を受賞するなど、ギャラリーの反応も少なからず変わっていった。

「立ち止まってくれる人は増えたんですが、『色がもったいない』って言われることが多くて……。元々、オールペンする前提で黒いLSを買ったし、じゃ、これをきっかけに塗っちゃおうと思ったんです」。

40LS

選んだカラーは、レクサス純正ヒートブルーコントラストレイヤリング。

深みのある雰囲気が特徴のこのブルーに、インペリアルゴールドのホイールを合わせるなど、目を引くポイントを追加。

この仕様でエントリーした1発目のイベントで賞を受賞するなど、確かな手応えを得た。

「搬入の時からギャラリーの反応が明らかに違いました。取材もしてもらえましたし、これだけ違うんだと実感しましたね」。

●VIPスタイル編集部
掲載:2018年4月号_巻頭特集 嫉妬させるLS
文=幸谷 亮 写真=金田 亮