VIP業界の有名人が次世代に伝えたい「名車」を紹介していくコーナーが『我が心の名車たち』。
今回のナビゲーターは日渡康二サン。
彼の愛車は50LSで、VIPスタイルの表紙を飾ったこともある有名車。
そんな日渡サンが次世代に伝えたい名車は、ご覧のセルシオ。
僕が今でも好きな1台は、菊池サンの21セルシオです。
昔はこういうインパクト系のセダンが大好きで、ブリスターフェンダーや大きなウイング、ワンオフのエアロなど大胆なスタイリングが印象に残っています。
当時の僕は10・20セルシオに乗っていました。イベントに行くほどではなかったけど、いつかは誰もやっていない仕様で、イベントで目立ちたい思いがあった。
菊池サンのセルシオはそんな僕の理想型で、誰より先にカタチにしたのが凄いと思っていました。
いち早く顔面移植に挑戦したのも菊池サンのイメージです。
20後期仕様にしたのも早かったし、その後すぐ当時現行だった30前期顔面にしましたからね。
内装も個性的で、ベネトンカラーは今も新鮮だなぁと思います。
菊池サンのセルシオは、常に時代の最先端を行っていたと思います。
そういう姿勢に強く影響を受け、僕も「誰よりも先にやってやろう」という気持ちでクルマをドレスアップしているんです。
今となっては菊池サンのようなハデな仕様は作れないですけどね(笑)。
【特集】我が心の名車たち
まだまだあるぞ、心を揺さ振る名車たち!
●VIPスタイル編集部
掲載:2018年12月号_我が心の名車たち
文=岩田 直人