スーパーフォーミュラなどで活躍する一線級のレーシングチームにして、トヨタの公式チューナーであるトムス。
同社の製品には数々のレースで培ってきたノウハウが注入されており、優れた機能性を有するのが魅力。
「新型クラウンはスポーツ路線がより明確になったセダン。その素質を一層磨き上げるべく開発を行いました。電子部品などチューニングパーツも充実させています」とトムスの高橋サン。
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エアロパーツのプログラムはF・S・Rの3点。いずれもボトムまわりに装着するディフューザータイプで、空力特性を十分考慮した造形になっている。
「フロントは中央を軽く持ち上げ、前からの空気を集めてキレイにフロア下へと流すイメージ。コーナー部にはスプリッターを配置し、タイヤハウスに極力空気が流れないようにしています」。
そのスプリッターも側面を若干「くの字」にすることで整流効果を高めるなど、細部まで計算が行き届いている。
サイド後方にもスプリッターを、リアはディフューザーを立ち上げて空気の排出効果を増強。機能だけでなく見た目も実にスポーティな仕上がりだ。
まだまだあるぞ!
クラウン用エアロ情報
●VIPスタイル編集部
掲載:2019年2月号_THE NEW CROWN
文=佐藤 知範 写真=木下 誠