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【220クラウン / グリーンブレイブ】クラウンが勝った日

Green Brave

220CROWN × Green Brave
クラウンが勝った日

日本国内で開催される大きな自動車レースのひとつ、スーパー耐久シリーズ。どのカテゴリを見ても、参戦車両はGRスープラや86、シビックといった人気のスポーツカーばかり。その中で唯一の4ドアセダン、ましてや現行型の220クラウンがサーキットを走ることになるとは夢にも思わなかった。しかも大排気量のマシンがひしめくST-3クラスで優勝。まさに快挙!

Green Brave

埼玉県内で中古車店を含め何と55店舗を展開するトヨタディーラー、埼玉トヨペット。同社は13年にモータースポーツ室を設立。翌年の14年から自社チーム「グリーンブレイブ」を立ち上げ、モータースポーツ活動も積極的に行っていることで知られる。ディーラーという強みを生かし、レース車両は同社に勤務するサービスエンジニアが行うなど、社内一丸となって活動。結束力が非常に強いチームだ。

グリーンブレイブが参戦するレースのひとつが、高級タイヤメーカーのピレリがメインスポンサーとなるスーパー耐久シリーズ。市販の量産車をベースとした日本最大級の耐久レースとして、30年近くの歴史を持つ。カテゴリは排気量別に分けられ、同クラスの車両がラウンドによっては最長24時間もサーキットを走り続けるという過酷なバトル。

グリーンブレイブがスーパー耐久のために用意したマシンは、何と220クラウン。VIPスタイルとしても今が旬のベース車がレーシングカラーをまとい、サーキットを走るなんて誰が想像しただろうか。グリーンブレイブとしては2019年の昨年まで130マークXで参戦していたこともあり、セダンの扱いには慣れている。ただ220クラウンがモータースポーツの競技車両に選ばれるというのはおそらく初であろう。

2020年の今回、クラウンが走るのは、排気量が2001〜3500ccのFR車を対象としたST‐3クラス。ベースとなるクラウンは2・0で、厳密には1998cc。しかしターボが付いているため、排気量にターボ係数が上乗せされてST‐3に格上げされた。今回は5チームが参戦したのだが、クラウンは5台の中でも最も排気量が少ない。しかもボディが長く、車重もあるためライバル車と比べるとかなり不利な状況。

第1戦は9月に富士スピードウェイで開催されたのだが、豪雨のためコンディションも悪く、いつどこでクラッシュなどのトラブルが起こってもおかしくなかった。

それでも服部尚貴選手をはじめとしたそうそうたる顔ぶれのプロドライバーたちと埼玉トヨペットの平沼貴之社長、合わせて4名のチームワークが実を結び、初参戦でありながら優勝という素晴らしい成績を収めた。

サーキットとは無縁と思われていた4ドアセダンが、多くの人に存在感をアピールできたことは、本誌読者をはじめとしたセダン好きにとっても嬉しい出来事である。2020年の本年度のスーパー耐久は残り4戦。この調子でぜひシリーズチャンピオンを勝ち取って頂きたい。

グリーンブレイブのクラウンに採用
クールレーシングのエアロを解説!

KUHLRACING

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スーパー耐久は市販車がベースのモータースポーツ。ゆえに競技車両に装着されるエアロパーツも、ユーザーが普通に購入できる既製品が大半である。前のページで紹介したグリーンブレイブの220クラウンに付いているエアロこそ、ここで取り上げる「クルーズbyクールレーシング」の製品である。

このエアロの真骨頂は、開発にあたって試験場で風洞実験を行っていること。エアロメーカーは数あれど、第三者機関で実験をするケースは少ない。ただスーパー耐久に参戦するクラウンに付ける前提だったこともあり、見た目だけのエアロでは意味がない。効果をしっかりと実証する必要があったのだ。装着することで、空力性能がどのように発揮されるのか。整流効果は上がるのか。ダウンフォースは効くか。実際にデータ化されることで、エアロを付けたことによる性能アップが目に見えて分かる。最終的には整流効果が上がったことが確認できたため、晴れてグリーンブレイブのクラウンに「付ける意味がある」クルーズのエアロを身にまとうこととなった。

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今回の優勝は、クールの片岡社長も喜びを隠せなかったという。

「ST‐3クラスの中では排気量的にだいぶ不利でしたから不安でしたが、デビューウィンを飾ることができて嬉しかったですね。不利な条件の中で勝てたことが大きいです。エアロは風洞実験を行った上でモディファイしているので、空力的にはかなり良く仕上がっていますからね。あとはチーム力の高さも、優勝に繋がったのではないかと思っています。GTドライバーの皆さん、そしてプロドライバーと対等に戦う平沼社長。雨でコンディションが悪い時もありましたが、24時間ノートラブルで走れたことは素晴らしいです」。

クールレーシング大阪

クールレーシング大阪

そんなわけでビジュアルと機能性を両立させたいオーナーは、クールのエアロがオススメ。そして埼玉トヨペットのコンプリートブランド「グリーンブレイズ」では、クールのエアロを装着した220クラウンの新車コンプリートカーを販売中。エアロだけでなくTWSの20インチホイールとボンネットのグラインダータトゥーなど特別な装備も施した、他では手に入らないスペックとなっている。これから220クラウンの購入を考えている人は、埼玉トヨペット各店に問い合わせてみよう。

さらにクールの各店舗でもコンプリートカーの購入が可能。こちらは新車の他に中古車ベースでも製作できる。2020年10月17日には関西地区初出店、「クールレーシング大阪」が大阪府大東市にオープン。現在全店舗でオープニングイベントを開催中だ。

■フロントディフューザー
▪SGタイプ(6万9000円) ▪HGタイプ(7万9000円)
■サイドステップディフューザー
▪SGタイプ(7万9000円) ▪HGタイプ(9万9000円)
■リアディフューザー 3分割セット
▪SGタイプ(7万9000円) ▪HGタイプ(9万9000円)
■トランクスポイラー
▪SGタイプ(5万9000円) ▪HGタイプ(6万9000円)
■トランクスポイラー アッパーカナード
▪SGタイプ(2万9000円) ▪HGタイプ(3万9000円)
■スラッシュ4テールマフラー
▪ハイブリッド/ガソリン オール対応(14万9000円)

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●パーツカット集
トランクスポイラー&アッパーカナード、マフラーにホイールなど、多くのパーツをリリース。1台丸ごとクールでコンプリートOK。

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●VIPスタイル編集部
文=岩田 直人 写真=木下 誠 / 賀川 真弥
2020年12月号掲載