ハイスペックを誇るRC Fは、RCの高性能版として、14年の北米国際オートショーにて公開。
製作担当のスキッパーはRC Fにいち早く注目し、オーナーたちが実際にRC Fを購入する頃には、エアロを完成させるほど力を入れていた。
オーナーの塚原サンは過去にBMWやレクサスLSなどを乗り継ぎ、その都度、カスタムをスキッパーに依頼。このRC Fに関しても、「とにかくスキッパー仕様にして欲しい!」と、同社のエアロを装着。
「ウチは基本的に派手なエアロは作りません。あくまでも純正のシルエットを崩さないよう、純正プラスαを追求しています。ただし、このRC Fに関しては純正の時点でスポーティ色がかなり強いので、いつもよりも若干、主張のあるデザインになっています」とスキッパーの花上サン。
ホイールはブラックスポーク×クロームリム。全体的にバランス良くクロームを配分。結果、北米の西でも東でも通じるセレブな雰囲気に。
また、本誌に登場するスキッパーが手掛けた車輌は、ハイドロで極低が多いが、今回はカップシリンダータイプのトリックサスペンション(車高調に組み合わせることで50ミリ程度上げられ、段差回避が行える)を選択。
USカスタムカルチャーを熟知した1台の登場となった。
●アザーカット
●VIPスタイル編集部
掲載:2019年2月号_US VIP GROOVY
文・写真=賀川 真弥