まずは標準モデル(Fスポ以外)用のフロントスポイラー及び、HV用のリアスカートが先行リリースされていたヴァルドのエグゼクティブライン。
続いて今回、待望のFスポーツ用フロント&ターボ車用のリアが販売開始となった。
これで標準モデルのHVとターボ、FスポのHVとターボという、全4タイプのボディを持つ50LSがすべてカバーされたことになる。
まず目を引き付けられるのが躍動的なフロント。
ラグジュアリー路線だった標準モデル用とは打って変わり、肉食獣のような獰猛さを感じさせるマスクとなっている。
そもそもFスポ純正のフロントバンパーがスポーティな意匠ではあるのだが、その特徴をより研ぎ澄ませたスタイルと表現すればいいだろうか。
実をいうとフロントスポ自体は標準モデルと基本的に変わっていない。
しかし、標準モデルで左右に配置されていたメッキガーニッシュは除かれ、その部分に被さるようにダクトカバーが装着されているのだ。
これは純正の左右開口部を完全に囲う形状となっており、コの字型のメッキガーニッシュも付属。
スポイラーと組み合わせると、フルバン並みのインパクトを発揮する。
なお、そのメッキガーニッシュはFスポ純正の漆黒メッキと色味を揃えたスモーククリア仕様。
だから後付け感がなく、自然に一体化して見える。
ターボ車用(メッキ色以外は標準・Fスポ共通)のリアは、4本出しテールが印象的。
フィニッシャースタイルの純正とは一線を画す仕上がりで、ディフューザー部も台形フォルムを強調するデザインとした。
もちろん、素材はABS樹脂製。強度やフィッティングは純正同等のクオリティで仕上げられた、高精度なボディキットになっている。
まだまだあるぞ!
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●VIPスタイル編集部
掲載:2018年10月号
文=佐藤 知範 写真=ヴァルド