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【18クラウン】あのクルマが紅なら、自分は紺碧で。憧れの18クラウンと対照的な色使い。

掲載:2018年6月号_THE DEBUT!_#1145
文=岩田 直人 写真=木下 誠

SHINPEI CHIBA × 18CROWN

 純正エアロ&車高短でシンプルに乗っていた以前の仕様と比べると、面影は全くと言っていいほど残っていない。気合いを入れて内・外装をフルリメイクして、今年の大阪オートメッセでデビューを果たした千葉クンの18クラウン。
 製作ショップは埼玉のピース。そう、18クラウンで本誌の表紙を飾ったこともある、田部井サンが営むお店である。同じ車種に乗っている千葉クンにとって、あのクラウンは憧れの存在。実際今回のリメイクでは、田部井クラウンを結構意識したという。ただそのまま真似るのではなく、統一性を持たせながらオリジナリティを表現した。例えばボディカラー。艶やかさもあり、落ち着いた雰囲気もあるこの色は、210クラウンのジャパンカラーセレクションに設定される紺碧(あお)。
「田部井サンは以前同じジャパンカラーの紅でオールペンしていましたが、憧れている人だったら同じ色で塗ると思う。でも僕は違いを出したかったので、紺碧を選びました」。

 内装は田部井サンが青をメインとしていたので、千葉クンは赤をセレクトした。内・外装のカラーコーディネイトを逆にすることで、ちょっとした兄弟車風の装い。ただ当初は、ボディを渋さが出るガンメタで塗りたいと思っていたとか。
「田部井サンと話し合った末に今の色になりましたが、途中からちょっと譲れない気持ちが出てしまって(笑)。そこでエアロの塗り分けで、ガンメタを使ってみました。ボディカラーとの相性も良いと思います」。
 ホイールに関しても、色がポイント。ワークが展開するオプション、カラリズムクリアの新色として登場したアステリズムブラックを採用。
「見る角度で色合いが変わり、紺碧にも合うと思って選びました」。

 エアロ加工でも自分らしさをアピール。フロントはシンプルなエイムゲイン純VIPを加工。お気に入りはフォルツァート・ルーナのフォグユニット。開口部を大きく台形に広げてから、違和感なく移植した。
「彼女が19GSに乗っていて、ルーナを加工して付けていたのを見て、カッコいいと思いました。4灯フォグで実用性があるし、彼女のクルマとお揃いにもなるので(笑)」。
 サイドはブレーンを4センチ短縮し、ボトムの流れをスムーズに。そしてリアはブラスティジュエルをベースに、19GS用のエイムゲイン純VIP GTをニコイチ。もともとシンプル系が好きだが、リア周りにアグレッシブな雰囲気が欲しかった。
「迫力のあるディフューザーを取り入れたくて、個人的にデザインがカッコ良かった19GS用を選びました。躍動感が出て大満足です」。

 そして今回のリメイクで、最も力を入れたのがフェンダー。クッキリとしたアーチで存在感を高めたオーバーフェンダーは、18クラウンを重厚感溢れるスタイリングへと導く。しかし、オバフェンだけではない。18系に乗っている人なら気付いたかもしれないが、実はブリスター+オバフェンのコンボ。ただブリスターは昔のエボのキットのようなクッキリとしたラインを入れて主張したモノではなく、ドアノブの上辺りから自然に出した。純正のプレスラインもしっかり再現しているため、パッと見はオバフェンだけにしか見えない。でもノーマルと比べると、横方向へのワイド感が尋常ではない。
「やっていないようで、実はやっているというのが狙い。言わないと気付かれないくらいが理想でした」。
 深リムのイクサとキャンバー、そしてリムでキレイに合わせたツラもフェンダーの良さを引き立てる。

 

 

 

 

 

 

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