BBSとブレンボの王道タッグ
足元から放たれるプレミアム
シンプルにまとめられた18マジェスタ。
しかしごく普通のシンプルではなく、「ただ者ではない」という雰囲気を感じさせる。
その理由は、パーツのセレクトにある。
ポンと買えるものではない高価なもので、なおかつブランド力が高いパーツを選ぶことにより、高級車らしいプレミアムなオーラを纏うことができる。
その思いを表現した足元こそ、この18マジェスタの最大のアピールポイントとなっている。
まずホイールは、シンプルの代名詞とも言えるBBS。
LMやLM‐R、スーパーRSなど、高級セダンに相応しい鍛造ホイールが数多くラインナップされている。
ただこれらのモデルは定番だけに他と被りやすいので、16年にデビューした鍛造2ピースのRI‐Sをセレクト。
「セダンではあまり履いている人を見たことがないので選びました。
スペーサーは使わず、ツラウチでもフェンダーギリギリまで攻めました」。
強度を確保しながらも限界まで細く仕上げたスポークは18マジェの足元を軽やかに見せ、さらにもうひとつの自慢であるブレーキの存在感を十分にアピールすることができる。
ブレーキキットは多くのメーカーから販売されているが、BBSにも負けない高級パーツブランドであるブレンボ以外は考えられなかった。
「BBSとブレンボは、僕にとって王道の組み合わせだと思います」。
エアロはブレーンのコンフォートで統一。
内巻き&小振りなデザインは18マジェのスタイリングに重厚感を与えるだけでなく、こだわって選んだホイールとブレーキの存在感をさり気なく引き立ててくれる。
「カーブティックヴォイスの冷清水サンに相談して、このエアロを選びました。今すぐではないですが、加工で違いを出してみたいですね」。
本格的にドレスアップを始めてから3年。
今後も信頼できるショップと二人三脚で、焦らずじっくりクルマを進化させたいと考えている。
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●VIPスタイル編集部
掲載:2018年12月号_THE DEBUT!
文=岩田 直人 写真=木下 誠