2019年の大阪オートメッセでデビューを果たした47台のオーナーカーたち。魂を込めて造り上げた各車の魅力を総まとめ! 全台、絶対必見。5回に分けて掲載します。
一見すると純ベタの18マジェスタだが、根岸クンの18系は相当に手が込んでいる。エアロは純正バンパーから型をとったワンオフバンパーで、純正と比べてみると丈の短さは一目瞭然。
さらにオーバーフェンダーもドアパネルまで含めて広範囲に手を入れており、その技術力の高さをうかがわせる。「今回のメッセ出展は一生の思い出です」と根岸クン。
走行時の安定性や快適な乗り心地を求めて、Tディメンドの足まわりパーツで固めた松本クンのLS430。「プロダンパー車高調とフルアームにしたことで、ハンドル全切りが可能になり、正確なアライメントを実現しました」。
エクステリアはシンプルにフロントリップと、ワンオフの左右出しデュアルマフラーの装着に留めた。少ない手数で確実に迫力を底上げ。
2年振りのメッセ出展となった沖クンのピンククラウン。今回はKブレイクからリリースされたビス留めワークスフェンダーをいち早く取り入れて展示。「誰よりも早く装着して、オートメッセデビューを飾りたかったんです」。
エアロもKブレイクのハイパーゼロカスタムをフルで装着。足つきの巨大なGTウイングとのマッチングも良好だ。ライトは前後ブラックアウト。
エアロはKブレイクのプラチナムをベースに、原田クン好みのカタチに手直し。ふんだんにプロ眼を入れたヘッドの眼力も強く、インパクト極まるGT風の顔つきに生まれ変わった。ガッツリとせり出したオバフェンも見所で、フロント8・リア12センチの出し幅。
リバレルしたことで新品同様となったケーニッヒをアウトリップでキメて、途方もないオーラを放つ。
昨年地元の先輩が出展していたのを見て、「自分もドレスアップ欲が触発されました」。その先輩と同じく、Tディメンドブースから見事出展を果たした渡辺クン。足まわりは当然Tディメンドフルコンプリート。外装は純正エアロで、純ベタで走れる綺麗な車高短を楽しむ。
「アクセルを踏み込んでも、安定感のある走りができることが気に入っています」。
勢力的に全国のドレスアップイベントに参加するセダン女子の友梨サン。セッションフル装備のイカツいエクステリアは健在で、今回新たにオールペンに挑戦。
「街中で一目惚れした」という、現行LSのディープブルーマイカでオールペン。またインテリアはレザーでフル張り替え。ホワイトとラベンダーの組み合わせで色気あるインテリアに仕上げてきた。
シンプルだけど威圧感を感じさせる山下クンの16アリスト。エアロはモードパルファムのGS用をニコイチ。
フロントはプリズムシンクフォグをかなり奥まった位置にレイアウトし、立体感を追求。オーバーフェンダーは裾を下までキッチリと伸ばし、厚いミミも製作。フロント6・リア10センチの出幅だが、視覚的にはそれ以上のワイド感を演出している。
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●VIPスタイル編集部
掲載:2019年4月号_大阪オートメッセ
文=佐藤知範・奥山貴嗣・酒寄俊幸
写真=木下誠・重松浩平・奥山貴嗣